5月29日
夏を感じ始めた5月末、北摂支部では女性8名を含む同窓の19名の方々と、大和国最大の城郭・大和郡山城を訪れました。
見学会の最初に谷口支部長より豊臣秀長公にまつわる印象的なお話がありました。
秀吉の弟として大和郡山城を治めた秀長公は、その葬儀には約数万人から20万人もが参列しました。天下人秀吉の弟という肩書きを超えた、真の人望とは何かを考えさせられる導入の話でした。
見学のガイドは、城郭への造詣が深い事務局長・花田さんです。
そのご案内は、まさに生きた城郭講座でした。
石材の乏しい大和国では、領民から広く石を集めて石垣に用いたこと、地蔵までもが転用され逆さ地蔵として今なお天守台の石垣に残っていることは、歴史の重みを感じます。
郡山城の入口、追手門の枡形が、侵入した敵を三方から囲い討ちにする巧みな防御機構であることも解説いただき、城づくりの知恵に改めて感嘆しました。
石垣の積み方が関ヶ原以後に一段と精緻化したこと、秀長時代の石垣が現代まで健在であることは、当時の建築技術の高さと秀長公の治世の確かさを物語っています。
歴史の教科書では得られない本物の説得力がありました。
同窓の絆を深めながら歴史と地域の魅力を再発見できる北摂支部の文化芸術同好会活動に、ぜひ次回はご一緒しませんか。